この間、連れのCちゃんのお誘いで、とある日本食レストランへ。
Cちゃん曰く、日本のビリオンネイヤーがオーナーで
イタリアン、中華、日本食の三軒のレストランと
巨大ワイン・日本酒セラー、ラウンジ、カラオケボックスがワンフロアに結集!と
なんともゴージャスなその響き。
ど庶民のわたくし、内心おどおどなとこを
あら、こんなところ慣れてるわよと、精一杯の見栄っ張りポーズで浸入。
ほー。
確かに、すごいワインセラー。
その数もすごいけど、お値段リストを見てびっくり。
一番安いもので2000香港ドルレベル、もちろんお高いものは
数万香港ドル、数十万香港ドルのものもっ!
ひえええええええ。
これってお店価格よね? レストラン価格やないよね??
たかがワインされどワイン。
けど、ワインって元はぶどうよね?
2000香港ドルぐらいはまだ何とかわかるとして、
一本数万、とか数十万ってどないやねん。
金箔入りの土ででも栽培されちゃったのかちらん、
こちらのワインのぶどう様たちは。
そしてそのワインセラーの隣りにはプライベートボトルキープスペースが。
金縁プレートがまぶしいぜっ!
そして、このふかふかの絨毯がしきつめられたボトルキープスペースの奥には
ビロード張りのソファと、グランドピアノどーんっのゴージャス感ただようラウンジ。
そしてそのまた奥のカラオケボックス!
すごい内装ざます
なんか懐かしきバブルの残り香が…。
と、ミーハーな見学ツアーも終わり、いよいよ日本食レストランへ。
いやね、もうね、はっきり言うて覚悟はしてましたのことよ。
きっとめっちゃ高いやろうと。
けどまあ、二、三品オーダーして失礼すればええかなって。
覚悟はしてたのにメニューを開いて目ん玉、びょーんっ。
なんと、アラカルトはなし!
それのみの夜の会席ディナーコースは、1880香港ドルッ!
ひょええええ。
これにお酒飲んで、サービス料がついてとなったら、ひとり3000ドルぐらいは
いっちゃうよね? ね? ね? ね?
わたしゃアニバーサリーでもひとり4万円近くの晩御飯なんて食わんぞい。
どっと滝汗。
向かいに座ったケガニちゃんはというと大噴水汗!
どないしょう? そらもう逃げるしかないやろ。
不穏な目配せをふたりでして、ド庶民脱出大作戦。
「 平日やしー。 会席でゆっくりという気分でもないしー 」
しかし敵もさるもの。 ウェイターのお兄さん ( ちなみにイケメン )
「 もしお急ぎでしたら、一皿一皿ではなく、いっぺんにサーブもできますがー 」
とにっこり。
ううううううううう、ここで負けたらド庶民の名がすたるぞい。
「 あー。 でもアラカルトはないのかしらー? 」
「 この中で別にそんなに食べたくないものもありそうやしー 」
とぐだぐた言い募るケガニちゃんとあたしに根負けしたのかお兄さん
「 では、とりあえず前菜だけお召しあがりください 」 と。
やたーっ!
高すぎるとはいえ、やっぱりどんなお料理が出てくるんか
ほんまのとこ食べてもみたかったのよねー。
ほんでシズシズと運ばれてきたのがこちら。
ひょえー、上品。
なんとかのなんとか和え ( ぜんぜん覚えておらずの役立たず )
確かにおいしかった!!!
けどね、ぱくっとひと口サイズよ、あんさん。
このあと多分4品ぐらい出てくるんやろうけど、5口で1880ドルって!!!
と言うことで、前菜をおいしくいただいたあとは、
Cちゃんとそのお友達を残し、わたしたちはそそくさと退散っ。
( なんちゃう失礼な! )
その後は、庶民の味方、食べ放題モンゴルBBQにいったとさ
しかし翌日また、あたしはまたしても目ん玉、びょーんに!
昨日はほんまにごめんよ X 100回のあたしのお詫びメールへの
Cちゃんのお返事。
「 いいのよー。 でも残念。 オーナーの友達だからって
お食事代、タダにしてくれたのよー 」
なんですとっっっっっ!!!!!
残りものには福があると言うけんど、残っていたらそんな大福が待ってたなんて。
ああああああ。
ド庶民根性、太っ腹ビリオンネイヤーに完敗の巻だったのだよ。
ほんと、恥ずかしいわねー。
ここで一句 : 知ってたら 十人前でも 食べたのに
( え? このせこさがあかん? www )
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