マンモーマッチ！

あたくし、今日、マンモーしてきたざますよ。

マンモーと聞いて、どてちんが浮かぶそこのあなた、

同世代よね、嬉しいわん。

きっと、ちいちゃいときに食べたかったもんはマンモーのお肉と

ハイジのとろとろチーズやったよね。

って、そのマンモーとはちゃうねんけどさ。

いわゆる、おっぱいギューギュー、マンモグラフィー検査。

ほんまね、毎回、痛いのなんのって。

しかしなんで女性だけがこんな痛い検査をしにゃならん。

チンモー検査とかもあればええのに。　（　え？　語源がちがう？　ｗｗｗ　）

そんなあたしがマンモーの検査室の前で待ってる間、

頭に浮かんでたのは海老せんべい。

この間、NHKの朝イチで、とれとれピチピチの車海老を

鉄板でぎゅううううううっと押さえつけてぺったんこにして

スペシャル海老せんべーい！というのを紹介してて

何て美味しそうなのかちらんと、うっとりしてたけんど

これから自分のおっぱいがあの海老せんべいなみに

ぎゅぎゅぎゅのぎゅ～～～の、ぺったんこにされるかと思うたら

ぶるぶるぶる。

びびりのあたしは訊かんでもええのに、ついつい検査技師さんに訊いてしまう。

－　やっぱ痛いですよね～？

けど、かえってきた答えは

－　大丈夫、そんなに痛くないですよー。

うっそお、今まで何べんもやったけど、毎回涙がちょちょぎれるほど

痛かったでー。

この検査技師さんのその心は

注射を怖がる子供に、大丈夫、ちょっとチクッとするだけやからって

言いきかしの気分なんか

はたまた、　この人自身が異様に痛みに強い体質とか？

疑いのまなこギラギラでしつこくあたしは食い下がる。

－　でも毎回毎回、めっちゃ痛かったんですけどぉ。

－　いやいや、そんなに痛くないですよー

と、彼女は動じる様子はなく。

ー　ほんまにぃ？　（　←　しつこい　）

ー　ほんとですってば　（　さすがにちょっとうんざり　）

よっしゃ、そこまで言うのならば、やってやろうやないの。

（　って、痛かろうが痛くなかろうが、どっちせやらなあかんのやけどさ　）

これで痛かったら大人げなく、いっでえええええええええええええって

叫んでやるけんねと、身構えながらまな板の上のおっぱい。

ぐぐっと機械に無理やりしがみつかされ、母乳ストップで以前より

さらに貧乳になったおっぱいが、しゃかしゃかしゃかと掻き集められる。

よし、こい！

ぐいーん。

きたきたきた。

ぷしゅっう。

ほらほらほら！

いった～～～～…くない？

あれ？　あれれ？

あらま、あらま、あらま！　びっくりよ。

そら、ちょっとはぎゅうっとされたけど、

前みたいにぎゅうぎゅうぎゅう～の、おっぱい煎餅と比べたら屁でもない。

すごいやないの！

ほんま！　痛くなかった！　と感動のあたしに

だから言ったでしょ、

最近のマシンは昔みたいに痛くないのよー、ふふふと

勝ち誇った検査技師さんの顔に、なんやらムキッと敗北感　（　なんでや　）

でもその後、ちゃんとリベンジを果たしたぞ。

健康診断の最後、

はい、これにとってきてねと検尿のカップを手渡してくる看護婦さんに

検便もするんやったら、そのケースもちょうだいと言うたら

すごいびっくりされた。

ー　今できるの？

ー　うん、多分。

ー　出そうな感じなの？

ー　いや別にそうやないけど、出せると思う。

ー　無理しなくても、家でしたのを持ってきてくれたのでいいのよ。

ちょっと心配顔の看護婦さんに、ノーウォーリー！と手をふり

意気揚々とトイレへ。

もちろん、有言実行、あっと言う間に目標物ゲット！

長所：　快便、　特技：　早便　のあたしをなめてもらっちゃ困るのことよ。

こんなあっと言う間に出たの～！とびっくりする看護婦さんに

どや、驚いたか～！　おほほのほの勝利感！

これで１対１の同点や！

今度は負けへんで～。　（　なんのこっちゃ　）

　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ぺっしゃんこ満喫中

　

ここで一句　：　　これでもう健康診断こわくない

　










　

かみさん改めダンナさん

咲乃から、ちょっと嬉しいお知らせふたつ。

まずは今月１８日に発売になった　『うさぎと暮らす』の４５号！

こちらで　『　うさぎのたまご　』　を紹介をしてもらっちゃたよーん。

うさ飼いのバイブルでもあるカリスマうさ雑誌のうさくらさんに載せてもらえるやなんて

大感激なのであるよ。

ありがとうございましたー。

実はその昔、ちび銀ちゃんを載せてもうたこともあるのよねー。

あのときも、大感激じーん、やったのよね。

ちなみにそのときの写真はこちら。

ひゃー、こうしてみると、おにぎりサイズやったのね、銀ちゃん。

そして９月にはもひとつ嬉しいお知らせ。

ぼくのかみさんが文庫になります！

その名も　『　ぼくのかみさん　』　改め　『　僕のダンナさん　』　

　

題名が変わったように、文庫化にあたり、中身もちびっと書き換えましたん。

もいっぺん読んでやってもええよという、そこの心やさしいお方、ありがとう。

もういっぺんは読めへんけど、宣伝はしたってもええよっていう

これまたそこの心やさしいお方、ありがとうー。

９月６日、宝島社より、発売です。　

どぞ、よろしく。

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　
　

　　　　　　　　　　　　　　　　
　

　　　　　　　　　　　
　
　　　　　　　　　　　　　　　　
　

あいたたた de 東奔西走

元気なだけが取り柄やったはずやのに、

何やあちこちにガタがきて、アイタタタなここ最近。

最初のアイタタタは左手の薬指。

この年明けぐらいかなあ、寝起きにビリビリに痺れてることが

何度かあり。

けど起きてちょっと間したら痺れもなくなるし

身体の下敷きにして寝てたんかなとか思うてた。

それがしばらくたったある朝、痺れどころか、思わず、いでっ！と

声が出るほどのアイタタタ。

おかしいなあと思うたけど、そのうち治るかなと思うてたんやけど

治るどころか、違う指も痛くなってきた。

これは、もしかして…リューマチッ！？

それは大変、大変！と病院に。

けど、血液検査でも、レントゲンでも、結果は異常なし。

う～ん、なんやろう。

と、思うてたら、今度は右足に異変が。

いやね、元々、めちゃくちゃ身体がかたいあたし。

尊敬する人は身体のやわらかい人。

生まれ変わったらなりたいのは、身体のやわらかい人。

前屈なんて、マイナス５０センチぐらいの、ちょっと丁寧なお辞儀にしか

見えへんあたしやってんけど、とりあえず、あぐらぐらいはかけてたわけ。

それが気がつくとこの有様。

おわかりいただけるかちらん？　右と左の違い。

右の足、これ以上は股関節がアイタタタで、

倒れへんようになってしもてるやないのっ！

確か、半年ぐらい前にヨガをしたときには左と同じぐらいには

倒れてたのよね。

うー。　どういうこっちゃ。

身体のかたい人生、４５年。　

別にね、いまさら、コマネチみたいに　（　例え古すぎ　）　

パカッと開脚とは言いませんよ。　

言いませんけど、ここまでかたまらんでも、ええんとちゃうのん、あたしの股間よ。

コガニちゃんを左側で抱っこすることが多いから、

どっかがいがんでしもたんかしらん。

何にせよ、何とかせんとねと、また違うお医者さんへ。

それが、あんさん、この先生がまた、のらりくらり。

－　ほー。　ほんまやね、右の股関節が動かんようになってるねー。

－　そうなんです。

－　なんでやろねー。

－　…　（　それがわからんから診てもらいに来てるんやけど　）

－　指もリューマチでも無いのに痛いんやねー。

－　はぁ。

－　なんでやろねー。　

－　…　（　だから、それが何でかわからんから来てるんじゃ～っ！）

－　まあ、でも、起きてしばらくしたら痛みがなくなるんやったら

そんなもんやと思うて、自分の身体と付き合うていったらどないですか。

－　…　（　なんですとっ！？　）

で、結局、この会話とフィジオセラピーの紹介状を書いてもうただけで診察終了。

ちーん。

どういうこと、どういうこと、どういうことっ！！

と普段のあたしならその場で切れてるやろうし、

先生との会話中も、（　）の中の言葉を

心の中におさめてるようなことはせんねんけどさ…

この先生、実は、久々に見た超イケメンやったのよね。

多分、西洋人とアジア人のハーフと思うねんけど

エキゾチックなブラッドピットって感じ

なんの根拠もなく、Ｄｒ．Ｔｏｎｇというその名前から、

おじいさんのお医者さんを想像してたあたしはもう、診察室に入って

舞い上がる、舞い上がる。

ああ、こんなことなら、もっと可愛いパンツはいてきたのに←何でやねん。　

と、久しぶりの目の正月に心はうるおったもんの、

肝心の手も足も引き続き不調。

ここは東奔西走、西のお医者さんに訊いてだめならば、

東のお医者さんに訊いてみようぞと、今度は中医さんへ。

いやー、長年の香港生活。

何べんか、中医さんに診てもうたことあるけど、ほんまに舌と脈診だけで

こわいほど体調を言い当てはるんよね。

もう十数年前、初めて診てもうた中医さんにはずばり言われた。

「　あなたは眠い人ですね　」　

当た～り～

今回の中医さんもやっぱり舌を見て、脈診をしただけで

最近、風邪を引いて熱をだしたこと、肩と首が異常にこってること、

あと、指のここが痛むでしょ！と、すばり！

さすが中国四千年！

とりあえず、漢方ハーブ湿布と、鍼灸と、漢方薬と、東洋医学トリプル大作戦！

ちなみにこの先生はイケメンではなかったのよ…ていうか女医さんですからっ。

でも超達筆。

先生がさらさらさらっと書いてはった漢方薬の処方箋。

読めませんからっ

いやいや、これは反対から見てたからと、正しい向きでしげしげと見たけど…

…

上から見ても山本山、下から見ても山本山、やっぱり読めませんからっ

いやいや、しかし、ほんまにね。

やっぱり健康第一、健康でさえあればそれが何より…と言いながら

フィジオの先生がイケメンやったらええのになーとか思うてることは

ここだけの話しにしておこうぞ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　わたしは睡眠第一♪

　

ここで一句　：　　　イケメン医　患者は　みんな仮病かも？

（　いや、あたしは仮病じゃないもんにー　）