実はうちの銀ちゃん、2月の末に手術しましたのよ。
そ~なのよ~
ブログにアップしょうかなと思いつつも、もうちょっと様子見て
もうちょっと様子見て・・・と思うてるうちに、あんさん4月でんがな。
最初におかしいなあと思うたのは1月の終わり頃?
食べたり飲んだりすると、くっしゃん、くっしゃんと、しきりにくしゃみをする。
これはパスツレラ? とか思うたんやけど
なんせ飼い主と同じで、気いきついくせに超びびりのうちの銀ちゃん、
前に斜頚で通院したときは、家を出ただけで失神状態やったんで
気になりつつも、様子を見てるうちに日がたつばかり・・・・
でも一向にくしゃみがようなることもなく。
こりゃやっぱり連れていかなあかんねと、やっと腰をあげたんが2月ももう半ば。
前に鍼治療をしてもらってた地元のお医者さまへ。
結果はパスツレラ感染はしてなかったんやけど、触診で、
お医者さまが、うううううんと眉間に皺。
えらいゆっくり何回も何回も銀ちゃんのお腹をぐりぐりぐり。
もう、その時点で前のあたしの心臓はバクバクバク。
なに? なに? なに?
かなり大きな腫瘍がありますね。
がああああああああああああああん。
つー、つー、つー ( 思考回路不通 )
なんか先生色々説明してくれてはるけど、すでに泣きが入ってるあたし。
どっちにしても、そこの病院はそれ以上の検査ができへんので
小動物専門の病院でもっと詳しく調べてもらうことに。
まあ、またこの日は朝から大騒ぎ。
まずケガニちゃんが下におり、タクシーを拾い、よっしゃおりてこいと
携帯で言うてきてから、銀ちゃんが入ったキャリーバックを持ったあたしが
しずしずと登場。
車中では 「 静かにしろ、ラジオ切れ、無線も切れ、しゃべるな、
うちの銀玉がこわがるっ。丁寧に、ゆっくり、でも早う着け 」
とケガニちゃんの無理難題に顔を引きつらせるタクシーの運転手さん。
着いたら着いたで、先に待合室にとびこみ、
「 犬! 犬がおる! なんでや! ( そら、おるがな獣医さんやねんから )
うちの銀玉は犬がこわいんや!
同じとこでは待たれへん。 別室に通せ! ( だから失礼やっちゅうねん )」
と叫んではった。
・・・・・・・・
そこのけ、そこのけ、銀様が通る?
診察が始まったら始まったで、診察台に乗った銀ちゃんをはさんで
向こう側に先生、こちらにあたしとケガニちゃん。
ほんで? ほんで? と身を乗りだしすぎて、気がついたら、
先生の頭とうちら二人の頭がほぼ合体してましたから。
近いっちゅうねんな。
その甲斐 (?) あってか、最初は先生も看護婦さんも
銀ちゃんのことを 「 彼女は 」 とか 「 おたくのうさぎちゃんは 」 とかって
呼んでたけど、途中からは、 あなたのプリンセスはと改名。
おほほほほ、プリンセスの称号を賜っちゃたよん。
・・・って、喜ぶところが、またうさ馬鹿全開?
手術の当日も、5時間病院におるだけやのに、メリ男くんと、
前の晩から着て寝てあたしの匂いづけ済みのフリースと
麻酔が覚めたらこれをとフルーツ弁当を看護婦さんに手渡したら、
はいはい、プリンセスセットねと笑われた。
いや、でも、そんなん言うても、前は健康診断だけで斜頚に
なってしもた銀ちゃん。
今までも通院しても、常にあたしがそばにおったけど、
完全に離れてひとりでと思うと、たった5時間が長くて長くて
もう、あたしゃ、心配で心配で、悪い妄想竹がぐんぐん伸びて
ぼろぼろ泣けてきて、待ってる間にすっかり埴輪になってしもたがな。
そうそう、実はそれはあのウルトラナイト の週で、
パーティーも、もうキャンセルしょうかな、どないしょおと
実はかなりウジウジし。
なので、あのウルトラナイトで、なんや、銀ままん、えらい目が埴輪やなと
思われた方、本当はあたしの目はもっと鮎原こずえなみに
ばっちばちなのよん、おほほほほ。
ともあれ、5時に迎えに来いと言われてたのに、もちろん待てるわけもなく
4時から待合室にスタンバってたあたしとケガニちゃん。
手術無事終わったとのことにホッ。
でも見せてもうた腫瘍は4センチ弱もあり、もしあたしらの身体なら
小ぶりのスイカを抱えてたようなもん??
さぞ、しんどかったやろう、こんなになるまで気づいてあげられんで
ごめんよ~とまた涙。
かわいいかわいい、大事大事と言うてた自分はなんやったんやろうと
猛反省。
でもお陰で、その後、術後の経過は驚くほど良好で、手術の次の日からは
ばくばくとご飯も食べだし、一番心配してた斜頚も再発せず
元気な銀ちゃんになりました~。
点滴した右手まだハゲてるけどね
あ、ちなみに、くっしゃみはアレルギーかもしれんとのこと。
姫君専用の空気清浄機を買おうかどうしようか、うさ馬鹿な家臣は
検討中でございます。
ここで一句 : 親ばかは どんな名医も なおせない
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