屋久島 悠久のお宿
屋久島最後のお宿は永田いなか浜の屋久の子の家。
同じいなか浜で屋久島先輩のTちゃんが教えてくれたお宿は
残念ながらいっぱいやったので、自分でインターネットなんかを
ほりほりして見つけたんやけど、ここも、大当たり~
杉の香りに包まれる純和風のお宿。
晩御飯は海を見渡せる囲炉裏のある大広間で
屋久島の海の幸や山の幸を使ったウマウマ料理~
ご主人の民謡をサカナに、他の泊まり客の人らと、屋久島の旅の思い出を語り、
屋久島っていいですね~、ほんと、また絶対来たいですね~と
もりあがるひと時。
心なしかみいんな、表情がやわらかで。
お料理に使われてるお塩はこちらのお宿の手作りで
お風呂はその手作りにがりが入った、にがり風呂~
悠久に融ける・・・・・いや~、ほんまに、屋久島という場所ほど
悠久という言葉がぴったりくる場所はないような。
刹那的な普段のあたしの日常では『悠久』なんて、絵に描いたもちって感じやもん。
そんな壮大な言葉が違和感なく、自然に気持ちにそうてくる・・・
そういう旅ができたのは、ほんまにありがたい
ありがたいと言えば今回のお宿、どちらも大当たりやってんけど
すごい嬉しかったんはどちらのご主人も英語がばっちり。
これはも~、なぜなに質問君のケガニちゃんを旦那に持つ身としては
めちゃくちゃありがたいのよっ。
ひとりで、ずうううううううと、ケガニちゃんの、これ何? 何で?
何するのん? いつするのん? どうするのん? の質問に
いちいち答えとったら、舌ちょんぎれるけんね。
この屋久の子の家さんでは、ほんのちょっとでもいいから
屋久島で釣りがしてみたいというケガニちゃんのために
宿のご主人さんのお友達が釣竿をもってきてくれはってんけど
その方も英語がバッチグゥで、晩御飯の間、
ずうっとケガニちゃんのお守りをしてくれはり、
あたしはお陰で至福のリラックスタイム。
でも、そういえば、最初に泊まった宿のご主人がおもろかったんよね。
屋久島で英語を話せる人は何人ぐらいいてるんですか?っていうケガニちゃんの質問に、
ううううううううん、って腕組みして考えはったご主人の答えは
「 May be 5! 」
ええええええ、たったの5人???
屋久島中で? こんなに人いてるのに?
それはないやろ~~~っていうあたしらの反応にご主人再び
腕組みして、ファイナルアンサーは
「 じゃぁ~~~、 May be 15! 」
いやいや、それでも少ないですからっ
もし最初の5人説がほんまやとしたらやで、
最初の宿のご主人、 あたしらのガイドさん、
2番目の宿のご主人とそのお友達・・・・・
屋久島の貴重な5人のEnglish Speakerのうちの4人と出会ったってこと~~~?
おほほ、あたしらってついてるのね
かくして悠久の流れに身をひたした屋久島の旅も残りわずか。
もうちょっとだけつづく~。
ここで一句 : 目に見えぬはずの悠久見つめおり
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